劣等感回避講座 周囲より劣っている…そう思っている人へ向けたブログ

劣等感を感じるパターンから抜け出す

仕事をしている中で、必要以上に劣等感を感じていることはないだろうか。仕事のゴールとして、あるべき姿を想像したものの、現実に達成できなかった経験は誰にでもあるはずだ。同じような仕事をしていたはずの同僚や、できが悪いと思っていた後輩が自分より先に出世するかもしれない。自分が評価されていないことに理不尽だと思うことはあるだろう。

だからといって、あの人はできたのに自分はできなかった、自分はダメなんだと思い込むのは間違っている。自分の成長の尺度、成長過程は他人と比較するものではないからだ。誰にでも、得意・不得意はあるし、不得意な事柄があるのは悪いことではない。自分の達成したい目標は何なのか振り返ってみて、ないようであれば作ってみると良い。自分がこれだと思った目標があると、気持ちが安定するのだ。何かしら問題に直面した時には、現状を考慮して解決策を捕れるようになる。

仕事の評価軸を他人と比較してしまうと、行動範囲や考え方、情報収集、新しいチャンスを周りに制限されることに繋がってしまう。視野が仕事での役割、相対的な地位に縛られてしまうのだ。周りを出し抜くために何をするかを考えるより、自分の思い描く理想に近付くために何をするかを考えた方が健全である。自分の生活の中心に置くものを相対的なものにしないことが、不必要な劣等感に悩まされないための第一歩だ。ビジョンや価値観が周囲の状況に影響されないものが望ましく、それはいずれ仕事にも良い影響を与えてくれるようになる